日本酒セラー
日本酒セラーによる品質管理について
平成4年日本酒の級別制度が廃止され、吟醸酒、純米酒、本醸造酒等が誕生しました。
その後、日本酒メーカーの製造技術の向上と各蔵元の競争によって日本酒の品質、味わいの多様化が実現されました。
高品質かつ繊細な味わいの旨いお酒が当店にもたくさん入荷してきます。蔵元が丹精込めて仕込み、醸した素晴らしいお酒をお客様にそのままお渡しする為に、当店では品質管理に色々な工夫をしております。
日本酒の品質を劣化させたり、味を変えてしまう原因は、紫外線を浴びたり、高温の場所に置いたり、激しい温度差の中で保管したりすることです。
当店では、日本酒が蔵の中にあった時の環境と同じ品質である為に、種類や状態に応じた適切な管理と店頭陳列をしております。
10坪の日本酒セラーの中には、一升瓶・四合瓶合わせて約180種類の 銘柄が置かれ、総本数約1,500本の日本酒が陳列されています。
室内の温度は約15℃~16℃にて一年中同じ環境に保たれています。
日本酒は紫外線を嫌うため、セラーの照明は裸電球で採光しています。
少し薄暗くひんやりとした空気が流れ、お酒の品質と鮮度を保つ当店自慢の日本酒セラーです。
日本酒セラーの温度よりも低い温度で保管しなければならない商品 (主に生酒)はリーチインショーケース(5℃~7℃)に陳列しています。
これもまた、紫外線から守るために紫外線カットの蛍光灯を使用しています。
すぐに冷えているものが飲みたいというお客様のために冷やしているものも多いです。
季節ごとに発売される限定品が入れ替わり並ぶので、ショーケースの中は常にいっぱいです。
選ぶ楽しみ、迷う楽しみがここにあります。
低温で管理しなければいけないお酒(主に生酒)は低温冷蔵庫(-1℃~-5℃)にて保管しています。
一年を通して生酒が次々と入荷してきます。
しぼりたて生原酒、にごり酒、滓酒、うすにごり、スパークリング酒など、季節限定の日本酒も貯蔵しておける冷蔵庫です。
また、2~3年、5~8年などの長期熟成型の保存にも適しています。
低温冷蔵庫2基で1.8Lの日本酒800本位収納できるスペースがあります。
店内の明るさを保つために自然の光り(外からの光り)も入れていますが 、紫外線はお酒の品質変化に影響しますので酒の品質管理のために店頭のガラス面はUVカットフィルムで覆っています。
- ■JR東北本線 仙北町駅 東口 徒歩1分
- ■東北自動車道 盛岡南I.C 車10分
- ■盛岡駅から2.7km 車約8分