紫波酒造店は岩手県紫波町旧水分村(みずわけむら)の小さな酒蔵です。
廣(ひろ)く喜ばれる酒造りをモットーに南部杜氏初の女性杜氏小野裕美さんを中心にお米の旨みを表現できるよう、
日々酒造りに取り組んでいます。
酒米の王様"山田錦"を目標に、岩手のお米で最上級酒米を作りたい。
その想いを胸に苦節10年の月日をかけて開発された"結の香"。
そのお米を磨きに磨き35%まで磨き、南部杜氏小野裕美さんがこれまでの伝承の技を余すことなく注ぎ醸した杜氏入魂の逸品です。
廣喜の“酸基醴モト”
【酸基醴モト(さんきあまざけもと)製法について】
廣田酒造店では、平成29醸造年度より、「米の旨み」を追求して全量酸基醴モトでの醸造に取り組んでいます。
日本酒で米の旨味を本当に実感していただくために『冷でおにぎりの甘味』、『燗で炊きたてのご飯の旨味と冴え』を味わってもらえる酒を目指すことに狙いを定めました。
この酒を醸すための醸造法こそが、古くて新しい生モト系の醸造法『酸基醴モト(さんきあまざけもと)』です。
江戸時代から伝わっている生モト系造りを明治に改良した手法ですが、、高温の仕込み水で糖化した蒸米に、それぞれの酒の個性に合わせ選抜した乳酸菌を添加し、酒母を造ります。
個性とはもちろん「米の品種」と「磨きの度合い」です。
それによって、それぞれの「米の味わい」が変わってきて、お楽しみいただける商品のバリエーションが出来上がっていきます。
水分神社に湧き出る名水とうたわれる、やわらかな美味なる水と岩手の大地で育てられた米を使い仕込まれる
酸基醴モトの廣喜の日本酒にどうぞご期待ください。
【1800mlはこちら】